ぽんこつ日記

ぽんこつな話をしていくよ

明治スプレッタブル

ぼかぁ〜バターが好きなんだなぁ。

でもバターは塗りにくいのでバター風味とかバター入りとかにしてるんだ。いっとき一点豪華主義小岩井マーガリンを使っていた。とても芳醇な風味で発酵バター入りだとさらにミルクの風味が高まって美味しかった。

それからバター入りへと移行して、最近はバター50%入りっていうのがあるからそれにしてる。たまに似たようなのを買うこともあるけど、やっぱり50パーセントがいいなと思う。

そんでこの前バターがきれたから久々に小岩井マーガリンを買った。そしたら明治のスプレッタブルっていうのが売ってたから、すぐ痛むものじゃなしついでにそれも買ったんだ。

久々の小岩井マーガリンはなんていうか、あれ?こんなだったかな?みたいな、風味にかけるというか、昔食べたときの高級品オーラが感じられなくなっていた。

もう一方のスプレッタブルだけど、新製品ということでテレビでもやっていた。バターのようなコクと風味でかつ塗りやすいとのことだった。その中身はバターにクリームチーズとナタネ油だそうな。何が入っているかわからないよりはっきりしてて結構だが、クリームチーズの風味が強くてうっすらチーズを塗った上にバターかけたようなそんな感じ。

チーズをミルク的なバターの風味として利用したかったのかもしれないが、もろチーズっぽくて、チーズ自体は嫌いじゃないけどそういう気分でもない時にチーズの風味が漂ってくるのは余分だなぁと思った。バターの量を減らすためなのかもしれないけど、チーズはいらんよ。

しかも高い。なんか高級ラインのマーガリンと本物バターとのあいだぐらいに位置する値段。そして名前に反してたいして塗りやすくない。バター5、マーガリン1として、スプレッタブルは2.3くらい。半分くらいの塗りにくさとは言わないよ、でも2ではないんだよ。ゆえに半端な数字で2.3。

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とどめにフタにはバターナイフのための切欠きがなかった。仕方なくハサミでこちょこちょと切れ目を入れた。バターナイフを置く小皿を用意するか各人の皿にバターナイフが用意してあって、使用の都度バターナイフを洗って取り替える人たちに売りたいんだね。それでその値段なのか…。

子供のころ金持ちの親戚の家に行ったらバターはナイフでこそぎとるんじゃなくて、料理に使うみたいに縦に切り取って使っていくんだって!その家でもバターナイフは別皿で切り取る専用。塗るのはもう憶えてないけど別の何かを使っていた。バターにパン粉が入らないようにってことらしい。子供心にもなんか緊張した朝食だった記憶がある。叔母の家なのにね。

それとともに、どっかのホテルでバターを使うとき、角砂糖の入れ物みたいなのに丸く飴玉大にカットされたバターが入っていて、各自のテーブルナイフでロールパンに塗るっていう光景を思い出した。家族で旅行なんていつの話なんだろう。

この製品はぽんこつ野郎にそんなセピア色の思い出を呼び覚ましてくれたよ。